今なにをすべきか
就活でのアピールのために、趣味のことなんでも使える気がしてきた
といっても、周りの大学生ほど何かを頑張ってきたわけではない。説明会が始まる3月までになにをしようか
趣味にしたいもの:
映画鑑賞
読書
観たいと思っていたもの全部観ておこう
やっておこうと思うこと:
脚本2本書く
2023/12/23
昨日熱が出たので病院に行った ただの風邪らしい
いつ来ても病院は患者に優しく暖かい空間だ hospitalの語源が「もてなす」なのは不思議だと感じていたが、これほどまでに人に優しく接してくれる場所はよくよく考えれば無いかもしれないと、語源に勝手に納得したのであつた
2023/11/24
通学途中、自転車を走らせていると、街路樹に光の装いを用意する業者の姿。ライトアップされた木々はやはり綺麗ですね。こう……言わずもがなって感じ
2023/11/14
めっちゃ鼻血出た 大丈夫か? 課題ギリギリになってしまった
簿記までもう時間ない
2023年10月19日
プリキュワの映画を観に行ったらなんかスタッフに半ば強引にU-NEXTの登録を強いられた。映画館で働くとはこういうこともしなきゃいけないのかと少し愕然した。就活軸が揺らぐ 4歩戻る
プリキュワF、まじで熱量がすごかった……もう色々語りたい場面はあるけど、集約するなら「ふたりはプリキュア」から始まったシリーズに対して立ちはだかるのが孤独のプリキュアで、どの作品もプリキュアが二人以上である意味に敵であるプリムが探っていくことに意義があったんだと感じた。長年の積み重ねで当たり前となったプリキュアの常識に疑問を投げかけて、答えを得るために動き成長していく。この作品の本当の主人公はプリムなんだろうね
あと、こういった集大成作品でよくあるメタ的展開がアニメーションのなかだけで成立しているのも他と差別化されていた気がする。こういうのって大体「自分たちがテレビ番組のなかだけで成立している」とか「自分たちを応援してくれる現実の人たち」みたいな再起の展開も若干パターン化されつつあってオタクもこういうの好きだけど、そこに踏み入らなかったのはなんかこうプリキュアというコンテンツとしての在り方みたいなのが垣間見えた気がする
鑑賞後、適当に入った飲食店に同じゼミの方がいた 狭い世の中
天麩羅蕎麦 2022/09/20 脚本
○京都のとある街道・夕方
しらぬい、車が来ないかを確認しながら道を歩いている。
***
しらぬいN「その日、私は半端に腹を空かしていた」
大学のキャンパスを飢えた顔で歩くしらぬい。
しらぬいN「後期になって初めての授業。ぼんやりと受けて終わった後に、これもまたぼんやりとした空腹感があった。」
しらぬいM「これは、何か食べるまで帰れませんなぁ」
しらぬいM「漱石の『坊ちゃん』は毎日天麩羅蕎麦と団子を食って銭湯に浸かってたっけな。ああいう暮らしがしたい。読んだ後しきりに天麩羅蕎麦が食べたくなってヤバい」
***
再び街道を歩く場面。
しらぬいN「そういうわけで、私は空いたお腹に希望を据えて台風が残した涼しさを浴びながら歩いていた」
しらぬい、『大鶴』の看板を見て立ち止まる。
しらぬいM「ここか」
しらぬい、『大鶴』に入る。店内に4人用の席が3席、2人用のが3席あり、狭くはない。4人用の席で中国人留学生が食べながら談笑している。天井近くにある小さなテレビがニュース番組を流している。
店員「いらっしゃいませ、お好きな席へどうぞ」
しらぬい、2人席に座り、メニュー表を見る。
しらぬい「この天ぷら蕎麦って、海老ありますか」
店員「ありますよ〜。蕎麦とは別皿で付いてきます」
しらぬい「じゃあこれで」
***
しらぬい、小さなテレビと談笑する留学生や外の人々が行く街路を見て、しばらくボーッとする。
しらぬいM「どうしてか、ネットを見てると人間がキライになるのに、こうやって食べ物屋に来ると、営みが尊いものとして目に映る。こんな風にいつまでも安らかでいたいものだ」
店員、天麩羅蕎麦をおぼんに載せて持ってくる。
店員「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ」
しらぬい「ありがとうございます」
しらぬい、蕎麦と天ぷらを舐めるように見つめる。
しらぬいM「蕎麦は思ったより大きいな。天ぷらは太った海老天に、葉っぱと、その他もろもろ」
しらぬい、取っ手が右向きの割り箸を左に直し、割る。
右手でレンゲを取り、出汁を飲む。
しらぬいM「あ、これは分かりやすいくらいの……鰹節か? いい味と香りだ。次に麺を……」
しらぬい、蕎麦をすする。
しらぬいM「さすがだな。思えば美味しい蕎麦ってのは細いのに柔くないものだな。コンビニのだとすぐに千切れちゃうし」
しばらく蕎麦をすする、しらぬい。
次に葉の天ぷらと海老天を出汁の上に浮かせる。
しらぬいM「すべてを浸からせるのはもったいない、出汁に浮く程度にして、カリッとした上面との絶妙なギャップで二つの食感を楽しめるように……」
しらぬい、出汁をつけた葉の天ぷらをかじる。
天ぷらの食感が残っているうちに蕎麦をすする。
恍惚とした表情になる、しらぬい。
しらぬいM「あぁ~~」
しばらく天ぷらと蕎麦を交互に食べ続ける。
***
空になった丼と皿。
しらぬい、お茶を飲んで、椅子にもたれる。
しらぬいM「こんなに穏やかな気分、年に何回あるだろうか」
しらぬい、店の出口越しに曇り空を眺める。
しらぬいM「理不尽なことが外には蔓延っているけれど、なにもそればかりじゃない。こうやって安らかであれる時もあるなら、しばらく生きていてもいいかと思える。」
道行く人々。
曇り空の京都の風景。